【心に香る】シキミ線香が誕生しました。
こんにちは!
東温市(とうおんし)移住コンシェルジュです。
突然ですが、みなさんは絶景といえば何を思い浮かべますか?
ナイアガラの滝、グレートバリアリーフ、マチュピチュなどあると思いますが・・・
私は棚田を思い浮かべます(^^)
東温市の井内(いうち)の棚田は、平成13年度の「全日空カレンダー」”世界中から選んだ航空写真12枚”の1枚に選ばれたことがあるくらい、美しい景観が広がっています。
今回は棚田とシキミで有名な井内からシキミ線香が誕生したとのことで、そのお披露目会に行ってきました。
井内ってどんなところ?
標高400メートルの山懐にあり、生産者が生産者の手で井内の棚田を耕作し続けている地域です。
その生産者のほとんどが仏前に飾るシキミを栽培し、その収入が米作りを支えています。
シキミ栽培が美しい棚田の景観を守っているんですね。
なぜシキミを商品化したのか?
シキミの生花束を整える際約半分の枝葉が捨てられます。この捨てられる枝葉の有効利用に着目し、6年かけてシキミ線香を商品化することに成功しました。
一番大変だったことは?
一番大きな山は、シキミには「アニサチン」という毒があったので、その安全性の確認でした。
分析機関で分析。その結果を元に抽出成分研究の第一人者に安全の証明をしてもらいました。
井内のシキミひいては棚田を、住民の社会を守りたいとの一心から・・・地域住民、行政、大学、民間研究機関、デザイナー、葬祭業者、線香業者等が連携し、混じり物のない純粋で安全なシキミ線香が誕生したのです。
シキミ線香の名前の由来とは?
「心に香る、思いが香る、シキミのお線香」から【思季美(シキミ)】に決定。
シキミ線香の特徴は?
原料はシキミの葉と線香を固めるタブ粉のみで一切の添加物を使っていないこと。
素朴で純粋な商品であること。
シキミの葉の乾燥、粉砕、小分けして箱詰めにする過程、全て手作り。
シキミ生産に取り組む婦人部である「かしましいマドンナ達」が一本一本数えて、一束60本の束・8束を1箱に真心こめて詰めました。
どこで買えるの?
JAえひめふれあい市みうちさんで販売がスタートしました!
原料に一切の添加物を使っておらず、井内の高品質なシキミを使っています。
お値段は5000円と少し、お高めですが、真心のこもった自慢の商品です。
ご贈答用にも◎
店舗名 | ふれあい市みうち |
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住所 | 〒791-0311 東温市則之内2812-1 |
電話番号 | 089-966-2231 |
営業時間 | 8:30~17:00(土日祝8:30~13:00) |
定休日 | お盆、年末年始、地方祭、棚卸日(不定期) |
駐車場収容台数 | 30台 |
今後は他の販売方法も検討中とのことで、楽しみですね♪
コロナ禍で人と人とのつながりや、地域のコミュニティが減る中、ここ井内では地域の人たちが対面で寄り合い、協力しながら棚田を守り、シキミ線香誕生まで成し遂げました。
そんな地域の温かさ通う井内をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
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※令和3年4月よりお問合せ先が東温市産業建設部地域活力創出課地域振興係TEL 089-964-4414に変わりました。