こんにちは。
東温市地域おこし協力隊OBのフジオカです。

ぼくが東温市に移住して約６年が経とうとしています。地方移住でよくある「自然が近くなった」というのは移住後の大きな変化のひとつですが、個人的に大きく変わったことがもうひとつあります。それは、舞台芸術の公演を観るなど「アートに触れることが多くなった」ことです。

 東温市では、2017年からアートを推進するまちづくり「アートヴィレッジとうおん構想」を掲げています。この構想が始まったことで生まれた出会いや新しい取り組みが、ぼくの知る限りでもたくさんあります。

今年度も、年間を通じたアートの祭典「とうおんアートヴィレッジフェスティバル」が開催されました。

とうおんアートヴィレッジフェスティバル公演「山の声　ある登山者の追想」

先日観劇してきた「山の声　ある登山者の追想」は、とうおんアートヴィレッジフェスティバル2022の最後の公演であり、愛媛の演劇ユニット「イワントモリ」さんによる旗揚げ公演でした。

昭和初期に実在し、「不死身の加藤」とも呼ばれた登山家・加藤文太郎を題材とした演劇作品です。

舞台は厳冬の雪山。遭難して極限状態となる中で、登山への想いや家族への想いを語り合う二人の会話に、「なぜ山を登るのか？」「なんのために生きるのか？」と考えさせられる作品でした。自分の人生に照らし合わせて観劇した方もたくさんいるのではないかと思います。

俳優さんの演技はもちろん、音響や照明、舞台美術も見応えあります◎

今回の公演は、東温のほか2ヶ所をまわるツアーです。

【高知】3/18（土）～19（日）ミニシアター蛸蔵
【松山】3/24（金）～26（日）シアターねこ

東温公演を見逃してしまった方もぜひ、高知・松山公演へ！

▼詳しくは「イワントモリ」ホームページをご確認ください。
http://iwantomori.com/

東温アートヴィレッジセンター３月公演まだあります！

今回の公演が上演された東温アートヴィレッジセンター（クールス・モール２F）では、他にも多様な公演や教室、ワークショップが開催されています。

 3月もまだまだ面白そうな公演がありましたのでご紹介しますね！

とうおん舞台芸術アカデミー 第3回発表会

東温アートヴィレッジセンターでは、とうおん舞台芸術アカデミーという教室を開講しています。

こちらの公演は、開講している教室「東温でつくるシェイクスピア」「大人のための朗読」の受講者さんによる発表会です。

▼ご予約・詳細はこちら
https://art-village-toon.jp/performance/post-2071/

deep ambient & butoh art-performance session 「re-encounter」

舞踏家の石井則仁さんとシタール奏者のムー・テンジンさんが5年ぶりに共演する舞台です。石井さんは、まだ東温アートヴィレッジセンターができる前にも東温市に訪れていました。

今回の舞台は小劇場シアターNEST。
どのような作品になるか楽しみです！

▼ご予約・詳細はこちら
https://art-village-toon.jp/performance/post-2064/

カンムリプロデュース第11弾「流れる女の肖像」

3月31日～4月2日、東温アートヴィレッジセンターで上演される今年度最後の公演です。

カンムリプロデュースさんは“お客様がホッコリして、ニッコリ笑顔になって、スッキリ帰れる”をコンセプトに活動する演劇プロデュース団体。東京での公演を経て、愛媛・東温に来られます！

愛媛公演のゲストには、「山の声」に出演していたイワントモリの岩渕敏司さんも来られるそうですよ◎

▼ご予約・詳細はこちら
https://art-village-toon.jp/performance/post-2021/

春のお出かけに、ぜひ東温市へ

東温市にも春が訪れ、暖かくなってきましたね。東温アートヴィレッジセンターのすぐ隣にはきれいな菜の花畑があり、市内各地で桜もちらほら開花し始めました。

観劇に来られる際は、ぜひ東温市内をまわってみてくださいね！