【これを読めばわかる】東温市移住のリアル
みなさん、こんにちは。
東温市(とうおんし)移住コンシェルジュです。
移住を検討する際、みなさんは「良いところ」と「大変なところ」ならどちらを知りたいですか?
意外と「大変なところ」が知りたかったりするのではないでしょうか。
今回は移住者インタビューや移住体験住宅利用者から聞いたことを元に、「東温市移住のリアル」を赤裸々にまとめちゃいます。
移住(体験)して実感している「良いところ」
車で30分程で繁華街や大自然に巡り合える
東温市内から百貨店、商店街、繁華街等ある松山市中心部まで車で約30分。
電車でも約30分。
東温市内の電車は伊予鉄道の単線ですが、15分に1本運行があります🚃(※時間帯による)
そしてそして、東温市役所のある見奈良(みなら)からこんな大自然も車で約30分です。(※徒歩は含まない)
コンシェルジュはこういう東温市の「どこでもドア🚪」な感じが大好きです♡
平日しっかり働き、週末は自然に癒される生活、最高~
渋滞がほぼない
東温市内で渋滞はほぼありません。
渋滞を経験したことがあるとしたら、雪で道路が凍った時くらいでしょうか。
東温市なら車通勤も好きな音楽を聴きながら楽々です♬
市街地はほとんど雪が降らないし、積もらないです。
子供たちが「わーい、雪降った❄」と喜ぶくらい。
山間地域に住んでいる方は冬になるとスタッドレスタイヤを使いますが、市街地に住んでいる人は普通のタイヤを使用しています。
大体の人は凍った路面に不慣れすぎて、雪の日は渋滞します⛄
舞台やアートに親しめる劇場が2つもある
1つ目の劇場は「Great Sign(グレートサイン)坊っちゃん劇場」です。
全国でも珍しい自主製作ミュージカルを上演する日本で唯一の地域拠点型常設劇場で、四国や瀬戸内の文化・歴史や偉人などをテーマにした作品は1年ごとに入れ替わります。
役者さんの汗や涙まで見て取れる劇場は、迫力満点ですよ~
現在上演されている「KANO~1931甲子園まで2000キロ~」、感動して涙が出ました。
市民に親しまれている東温アートヴィレッジセンターでは、毎年「とうおんアートヴィレッジフェスティバル」を開催!
地域おこし協力隊(アート担当)も活躍中。地域おこし協力隊にアートの部門があるのも、東温市ならではかもしれませんね。
医療に強い
東温市には愛媛県で唯一の大学病院、「愛媛大学医学部附属病院」があります。
東温市でクリニックを開業する医師も多く、人口1万人あたりの医師数が全国3位。
1位、2位は東京の特別区なので、市では全国1位といえます🥇
「愛媛医療センター」や「十全医療学院附属病院」といった大きな病院が2ケ所あり、松山市と東温市の市境に「四国がんセンター」もあります。
病院に併設される形で医師、看護師、保健師、作業療法士、理学療法士になるための学校もあり、医療系の進学・就職に強いのも東温市の魅力の1つです。
駐車場は無料
東温市では「月極駐車場」や「愛媛大学医学部附属病院の有料駐車場」を除いて、駐車場は無料。
車生活はまさにストレスフリー🚙
都会のように車線数や交通量が多くなく、比較的運転しやすいといえます。
都会ではペーパードライバーだったけど、移住を機に運転再開したという方もいらっしゃいます。
東温市にはあいしょくドライビングスクールという教習所があり、無料送迎バスもありますよ◎
学校給食の地産地消率県内トップ
学校給食の地産地消率は平成22年から連続で県内トップ。
令和2年には学校給食文部科学大臣賞を受賞しました🥇
コンシェルジュが思う東温市の給食ポイント
①栄養教諭や調理師、生産者がタッグを組んで、おいしくて安心・安全な地元の食材を活かした地産地消の献立を工夫している
②旬の野菜を1年中使うことができるよう、高温高圧加工や冷凍加工をしており地産地消に取り組んでいる
③子どもたちが、生産者との栽培や収穫体験を行ったり、一緒に給食を食べることで互いにコミュニケーションを高める取り組みを行っている
給食を教材に食育を進め、地産地消率県内トップの給食を支えています🍽
季節の移ろいを感じられる
●春
東温市の市花は「桜」。
春になると峠・公園・神社・川辺、至る所が桜の名所になります。
サイクリングロードも整備されており、サイクリングロード沿いにも桜が咲き乱れます🌸
●夏
東温市の7割から8割は山々。
夏は雄大な山々が美しく、新緑の季節は色鮮やかです。
●秋
秋はモミジやイチョウ、国道11号沿いにあるアメリカフウも紅葉します。
秋色に染まった東温市もまた格別です🍁
●冬
冬は寒さ等の条件に恵まれると「白猪の滝」が氷瀑します。
幻想的な光景が見られるにも関わらず、市街地で雪が積もることはほとんどありません。
東温市の春夏秋冬はこちらの映像でご覧ください🎬
コンシェルジュのオススメの時期は「春」の桜時期です。
移住の下見で来市を考えている方はぜひ、桜の綺麗な時期にお越しくださいね🌸
移住(体験)してみてわかった「大変なところ」
ごみ袋に名前の記入が必要
移住体験住宅利用者から聞いた生の声をご紹介します。
①ごみの分別が今まで住んでいた地域よりも細かい ②燃えるゴミは指定ごみ袋に入れて捨てなければならない ③ごみ袋には名前の記入があるので困った |
ごみって毎日でるものだから、移住先のごみ事情って大切ですよね。
①~③に分けてみていきましょう。
①ごみの分別
ごみの分別は確かに細かいかもしれませんが、愛媛県の中予圏域でそれほど大差はなく、各市町「ごみの分別はやわかり帳」等をお配りしています。
例えば「カイロ」を捨てる際、はやわかり帳の「か行」を見ると「燃やす」と記載されており、何ごみか一目瞭然です。
②可燃ごみの指定ごみ袋について
東温市では1年に1度、1世帯あたりの人数が、3人まではごみ袋小 100 枚、4人からは大 100 枚を無料配布しています。
本来なら有料の指定ごみ袋が無料配布は嬉しいですね。
無料配布は他の中予圏域にはない、東温市独自の取り組みになります。
③ごみ袋に名前を記入
ごみ袋に住所と名前を記入するのは驚かれるかもしれません。
コンシェルジュも「プライバシー的に問題があると思う」とのご意見をいただいたことがあります。
でもこれにはきちんと意味があるんです。
分別ができていないごみについては回収されないので、再度分別し直す必要があります。
地域ではごみ当番の方が回収されなかったごみを記入されている名前のお宅に置きに行きます。
しかし名前の記入がなかったらどうなるでしょう。
ごみ当番の方が別のお宅のごみの分別をし、回収日まで保管することになります。
地域の方とはいえ、他の方にごみを見られるほうがプライバシー的に問題になる気がします。
大変に感じるかもしれませんが、毎日繰り返されることなので慣れてしまうと習慣化されるのも早いかもしれません。
分別が細かい分、市民のごみ分別に対する意識が高く、「子どもたちもごみの分別ばっちりよ~」という声を聞いたこともあります。
海がない
愛媛県といえば瀬戸内海を思い浮かべる方がきっと多いと思いますが、残念ながら東温市には海がありません(涙)
その代わり、水質のきれいな川や渓谷、滝など魅力たくさんの自然景勝地がありますよ。
どうしても海が見たくなった!という場合は、車を使えば30分ほどで近隣の海まで行けちゃいます。天気のいい日は、東温市総合公園からも海が見られるかも☀️
ちなみに、東温市役所のある見奈良(みなら)は海抜が約100メートル。
これは、お隣松山市の「松山城」と同じ高さになるので、海沿い近くに住むと不安な「潮風の影響で建物がサビやすくなる」とか「津波が心配」等の問題とは無縁です。
繁華街がない
商業施設や飲み屋などが1ヶ所に集まっていないため、東温市内には繁華街がありません。
そのため繁華街に比べて、まちが綺麗で治安が良いと言われることが多いです。
コンシェルジュがオススメしたい、美味しい飲食店や飲み屋は東温市にももちろんあります。
とことん飲み明かしたいという方は、公共交通機関を利用して松山市まで行けば楽しめちゃいます🍺
アクセスのしやすさもポイント◎
ガス代が割高
都市ガスの配管が通っていないので、東温市内全域プロパンガスです。
プロパンガスは各ガス会社により自由料金で設定されているため、都市ガスよりも一般的にガス代が割高といえるでしょう。
電車が単線のみ
愛媛県の電車はJRと私鉄の伊予鉄道(いよてつどう)の2線が走っています。
東温市内は伊予鉄道の単線のみになります。
遅延等、運行に影響が出た際には都会だと他の路線で迂回も可能ですよね。
東温市では電車に何か影響があった場合には、バスを利用するようになります🚌
移住(体験)してみてわかった「おもしろいところ」
東温市役所の電話の保留音は「My sweethometown東温」が流れる
東温市役所に電話をかけた際の保留音が特徴的だと、好評です。
気になる方はこちらから聴いてみてください(笑)
重信川の川の水位が低すぎて、川だとわかりにくい
東温市は中央に「重信川(しげのぶがわ)」と「表川(おもてがわ)」の2つの川が流れています。
移住検討者と一緒に市内を巡りながらアテンドするのですが、その際に「これ、川ですか?水が全然ない」と言われることがよくあります。
重信川中流域の土地は、上流から流されてきた土砂や石が積み重なってできた扇状地と呼ばれる地形で、水がしみ込みやすくなっています。
そのため、川に流れ込んだ水は、地下にしみ込み、地下数メートルのところを流動する伏流水となります。
重信川の水量が少ないと感じるのにはこんな理由があったんですね。
まとめ
東温市移住のリアルいかがだったでしょうか。
みなさんが移住を考える上でお役に立てればいいなと思います。
東温市移住定住総合窓口では、移住における「良いところ」も「大変なところ」も隠さず、OPENに対応させていただきます。
今年度も年間5回の移住フェアを東京と大阪で開催予定ですので、ぜひみなさん足を運んでくださいね👟
※記事に掲載した内容は投稿日時点の情報です。変更される場合がありますので、ご了承ください。
※令和3年4月よりお問合せ先が東温市産業建設部地域活力創出課地域振興係TEL 089-964-4414に変わりました。