「とうおん暮らしちょこっと体験プログラムTOON 0泊0日」に参加してきました!
こんにちは!
産まれも育ちも東温市、フリーランスライターの二木えりかです。
2024年11月9日に「とうおん暮らしちょっこっと体験プログラムTOON 0泊0日」が開催されました!
実際に同行させていただいたので、今回のイベントの様子をレポートしていきます。
東温市役所に集合してプログラムスタート!
参加者の方は愛媛県内の方が多く、大阪府など県外の方も!
県外から参加される予定が、残念ながら今回はキャンセルになってしまった方などもおり、大人7名、子ども2名の9名でのスタートとなりました。
東温市役所に9時に集合し、タクシーに乗車して移動します。
「core dry flower」で東温市の花木を使用したリース作り体験
東温市則之内(すのうち)にある「core dry flower」(コアドライフラワー)に到着です。
こちらのお店では東温市産の花木を使い、則之内地区の寒暖差がある気候を生かしてドライフラワーを作っています。
今回はそんな東温市産のドライフラワーをふんだんに使用したリース作りを体験!
オーナーのyuriさんは生まれ育った則之内地区で、冬にアジサイが自然にドライフラワーになっているのを見てドライフラワーに興味を持ち、現在のお店を立ち上げたのだそうです。
「東温市は松山市からも近く、自然が多いのに利便性もいいところ」と語ってくれました。
そして、ドライフラワーリースの制作スタートです!
自分の好きな花材を選び、世界に一つだけのオリジナルリースを作ります。
色見を考えたり、リースに合わせてみたりと、皆さんとても楽しそうでした。
あっという間に色とりどりのドライフラワーリース完成です!
真剣に没頭しながら何かに取り組む時間というのは大人になってからも楽しいものですよね。
出来上がったリースを持ち、お次はタクシーでランチのお店に移動です。
地元食材でつくる東温イタリアン「ロカンデルクオーレ」でランチ
東温市牛渕(うしぶち)にある「ロカンデルクオーレ」。
東温市産の新鮮な食材を生かしたイタリアンのお店です。
オーナーシェフの青江さんは、世界中を渡り歩き修行を積んだ方。
そんな青江さんが東温市でお店を始めた理由は「イタリア北部の田舎風景に似ているから」だそう。
こだわりのイタリア野菜の種を東温市の生産者の方に畑で育ててもらい、その野菜を使用するなど正真正銘の「東温市産イタリアン」のお店です。
今回のイベントに参加したお子さまに「食べられない野菜はある?」と聞いたり、参加者の方と同じ地域に住んだことがあったり…人生経験が豊富な青江さん。
青江さんはあっという間に参加者のお子さまと打ち解けて、一緒にキッチンでランチの盛り付けを行いました。
気になるランチはこちら!
北イタリアの特定された地域で生産されている「イタリアチーズの王様」パルミジャーノ・レッジャーノチーズをふんだんに使用したリガトーニがメインのワンプレート。
東温市産の野菜はどれも素材本来の香りや甘みが楽しめました。
焼きたてのバケットは3種類のオリーブオイルを自由につけて贅沢に!
お子さまにも優しいイタリアンは、参加者全員大満足!
お腹を満たしたところで次に移動します。
神奈川県から移住した先輩移住者と「sound kitchenうさ吉」でティータイム
東温市志津川(しつかわ)に11月末オープン予定の「sound kitchenうさ吉」で、先輩移住者の金子さんからお話を伺います。
元々、神奈川県で飲食店を営んでいた金子さんは3人家族。
コロナをきっかけに移住を考えるようになり、全国各地を旅行がてら下見したそうです。
移住先を探す上でこだわったのは「山があり、近くに自然がある事」。
1年前から移住の準備を始め、今年9月に完全移住されました。
東温市で実際に生活をしている金子さん。
「実際に東温市に住んでみると、朝起きて山並みの綺麗な景色が見られることに感動。地元の方はみなさん親切で優しく、お野菜をいただいたり、お米をいただいたり、人を紹介してくれたり、人と人とのつながりが増えて関係が深まっていくのが面白く、自分はそういったことが好きなのでこのまちが合っていました。」と語ってくださいました。
東温市で実際に暮らしてみて感じること
移住コンシェルジュや東温市について
「移住を検討し始めてから東温市を訪れるたびに、自分の興味、関心がある音楽やアートに関係する東温市民をご紹介してくれました。とても心強かったです。」
東温市のいいところ
「今住んでいる志津川地区は、理想としていた山がすぐ近くにあり、駅やスーパー、大学病院もとても近いです。田舎だけれども若い人の比率も多く、近所には子供たちがたくさんいて声が聞こえてくるのも嬉しい。都会の感覚からすると公共交通機関の代金は高いけど、乗り物があるのはありがたいと思っています。」
おすすめスポット・お気に入りの場所について
「自然が豊かで時間を忘れられる滑川渓谷、温泉のさくらの湯、奥松瀬川のレンタル農園です。実は9月の移住前からレンタル農園を借りて野菜作りを始めていました。自分で育てた季節の野菜を味わうことができるのは嬉しいですね。」
最後に東温市の方から東温市や愛媛県の移住ガイドや「とうおんアートヴィレッジフェスティバル2024」のパンフレットなどが配られました。
実は東温市、アートに力を入れています。
東温市には「坊っちゃん劇場」という民間のミュージカルの常設劇場があり、官民が連携して演劇、ミュージカル、ダンスなどのアートイベントを行っているのです。
次は東温アートヴィレッジセンターに足を運び、舞台を鑑賞しますよ~!
アートのまち東温市を舞台にした公演「いつかユークロニア」を鑑賞
東温市見奈良にある東温アートヴィレッジセンターの小劇場 「シアターNEST」に到着。
東温市では地域文化を発信する「坊っちゃん劇場」を核とし、舞台芸術に関わる仕事と学びの場を創出。
活動の場を求めているアーティストが東温市に集うような取り組みを進めており、アーティスト活動を通じて地域の魅力を国内のみならず世界へ向けて発信することで、東温市に興味を持ってもらえることを目指しています。
「アートのまち東温市」と呼ばれる日も近いかもしれませんね。
「いつかユークロニア」は東温市を舞台にしたコント作品集。
生活の中に潜んでいるあるあるや、学校で学んだことがある内容がベースのSFなど日常の楽しさと、非日常の面白さを楽しみました。
お次は建物内にある「いしづち山麓マルシェ」で自由にお買い物時間です。
東温市や愛媛県内の美味しいものが集まる「いしづち山麓マルシェ」でお買い物
東温市や県内の美味しい旬のものが集まる「いしづち山麓マルシェ」。
今の季節は柑橘が豊富!
お土産や自分用にと購入している参加者が多かったです。
店舗内にはカフェがあり、ティータイムを楽しむことに!
自分でみかんを入れて作ることができる、みかんジュースの機械は大人も子どもも楽しみました。
早生みかんの絞りたてジュースをみんなで味わいました。
今回のプログラムはこちらで終了です。
次は建物内にある「東温アートヴィレッジセンター」にて閉会式のため移動します。
「東温アートヴィレッジセンター」リハーサルホールにてプログラムは終了
東温市の杉原さんからの締めのご挨拶で今回のイベントは終了です。
「今回訪れたところ以外にも東温市には魅力的なスポットがたくさんあります。これを機会に東温市の事を好きになってもらって、何度も遊びにきていただいて、その先に東温市に住んでみたいなと思っていただければこれほどうれしいことはありません。今後も、「とうおんアートヴィレッジフェスティバル2024」や市政20周年記念の市民ミュージカル『人と川と祈りと 〜重信川伝説』もありますので、ぜひ遊びにきてください!」とお話されていました。
「とうおんアートヴィレッジフェスティバル」は2025年3月まで開催中です!
詳しくはこちらから
【とうおんアートヴィレッジフェスティバル2024はこちら】
実際にプログラムに参加して感じたみなさんの感想
最後に参加者の皆さんにアンケートに答えていただきました。
その中のお声を一部紹介します。
プログラムに参加した感想をお願いします。
「ドライフラワーのリース作りもランチも東温市産や愛媛県産にこだわっていたり、うさ吉さんの移住話も東温市への愛を感じて、すごくほっこりしました。
東温市に移住したい気持ちがより一層高まりました。」
「とても楽しかったです!
たくさん親切にして頂き、子どもに優しい住みやすい地域だと感じました」
「東温市に移住されて来られた方のご様子やお話が伺えて、良かったです。」
「お花が好きだったのと、行ってみたかったレストランでのランチが体験できて、とても満足感がありました。
後半疲れが出てきたものの、移住した方のお話が聞けたり、松山とは違う田舎の暮らしの良さを雰囲気で感じることができて嬉しかったです。将来的な移住の夢を持ちながら暮らしていきたいなと思いました。」
東温市を訪れて感じたことを教えてください。
「とても暮らしやすい街だと思った。医療や健康面で安心できる街だと思った。 スーパーや銀行、病院などが近隣にあり、便利そうだと思った。自然が近くてすぐに遊びに行けると思った。 電車や車が利用でき、松山市に近いと感じた。 高速道路インターが近くて、県内や県外へのアクセスがいいと感じた。アートを身近に感じられる環境だと感じた。」
移住を検討する上でネックとなっている点
「車がないと不便そう。」
「今は自然が沢山ある山手に興味がありますが、高齢になって車の運転が…となった時、公共交通機関がないところもあるかと。
市として、そういう地域や年配の人に対して、オーダーのタクシーや小回りのきくマイクロバスでの送迎システムが構築されると良いなと思います。」
移住した場合のメリットとデメリットはどんなところだと思いますか?
「メリット・自然豊かでご近所付き合いが楽しそうである
デメリット・自動車での移動が出来ない場合は交通費がかさむ」
「自然豊かな場所で子育てができる。身近にアートに触れることができ、価値観豊かに暮らせそう。
松山市内へのアクセスもよく利便性も良さそう」
「古民家が広くて良いなとは思っているのですが、水回りなど最低限のリフォームや床の修繕などの費用がかなりかかるのでは??と。」
移住を決める上で最も重視するポイントは?
「環境がよく住みやすいこと、スーパーや病院が近くにあること、自然が豊富なこと」
「費用負担
将来の子どもの進学や、老後の買い物、移動手段が確保出来るか」
「住環境と立地条件」
元東温市民の私が「とうおん暮らしちょこっと体験プログラム」に参加した感想
一緒に参加してみて感じたのは、どこにいてもみんな子どもに優しいということでした。
老若男女問わず、道行く人が「何しよん?」と気軽にお声がけしてくれたり、何か言いたそうにしている子どもに進んで声をかけてくれたり。
東温市には公園や保育施設も多いので、子どもが身近にいるという生活が当たり前だからではないかと感じました。
そして、1日では伝えきれない東温市の魅力はまだまだあり、色んなところに参加者の方を案内したい気持ちになりました(笑)
こういったイベントの機会がたくさんあれば東温市の良さをさらに知っていただけるきっかけになるのかなと思います。
次回の開催は2024年11月23日です。
また次回も参加させていただきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
【東温市移住・定住支援ポータルサイトはこちら】
※記事に掲載した内容は投稿日時点の情報です。変更される場合がありますので、ご了承ください。
※令和3年4月よりお問合せ先が東温市産業建設部地域活力創出課地域振興係TEL 089-964-4414に変わりました。