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暮らし体験談

20〜40代ファミリー移住者の体験談

【移住者インタビュー】福祉とアートをつなぐ活動を考える地域おこし協力隊

こんにちは!

東温市(とうおんし)移住・交流担当です。

今回は、アート・ヴィレッジとうおん構想担当の地域おこし協力隊として東温市で活動する斉藤かおるさんにお話を伺いました。

東温市への移住の経緯

― なぜ、東温市へ?

もともとは、東京を拠点に俳優活動をしていました。奥さんが香川出身だったので、子どもが生まれたことを機に、ゆくゆくは四国で仕事がしたいと思っていました。そのため、四国で仕事を探していましたが、俳優業は難しいと感じていました。

そんなときに、偶然、Facebookのタイムラインで流れてきた東温市にある坊っちゃん劇場の存在を知ったんです。そこではアウトリーチ事業部という部署があり、社員の俳優を募集していました。これは、俳優にとってはすごく魅力的だったんです。ちゃんと収入があって、社会保険があって。昔はサラリーマンになることは考えていなかったけれど、少しあこがれもありました。そうして、坊っちゃん劇場に応募して働くことになりました。

 

坊っちゃん劇場アウトリーチ事業部は、劇場に足を運べない山間部や人数が少ない学校などに行って、出張でミュージカルを行っていました。

東京にいたときは、シェイクスピアの作品しかやらない劇団で10年ほど活動していたという斉藤さん。当時、歌や踊りは全くやることがなかったため、ミュージカル劇場である坊っちゃん劇場での仕事ではとても苦労されたそうです。

そこで働いている時期に、東温市で地域おこし協力隊やアート・ヴィレッジとうおん構想が始まりました。やっている内容は、すごくアウトリーチ事業部と似ているなと思っていました。

そうこうするうちに、コロナ騒動が始まって・・・ちょうど一番初めの時期、あのダイヤモンドプリンセス号でショーをする仕事がありました。まさにあの船で予定していたんです。けれど中止になって・・・。そこからどんどん仕事がなくなっていきました。

ほぼすべての仕事がストップして、自分の生活について考える時間ができたんです。そのときに、少し長いスパンで、10年、20年と先のことを考えたのですが、このまま苦手な歌や踊りを続けていくイメージができませんでした。

 

斉藤さんは、コロナをきっかけに一度リセットして、地域おこし協力隊について調べ、再度東京での期間を経たのちに、アート・ヴィレッジとうおん構想にかかわる協力隊として東温市に戻ってこられました。


東温アートヴィレッジセンターで受付をする斉藤さん

東温市での生活について

-よく行くスポットや、お気に入りの場所はありますか? 

一番よく行くのは、滑川渓谷です。日本の無形文化財にしてもいいんじゃないかというくらいすごいですよね。子どもを連れて行くのですが、ぼくが行くときは人がいないことが多くて気に入っています。あれだけの岩に囲まれて流れる滝は、今まで生きてきて一度も見たことのない風景です。

 

滑川渓谷(奥の滝)

 

井内地区にある「人空田」にも家族で泊まってバーベキューを楽しみました。山に囲まれた古民家はこの土地ならではですよね。街中からもすごく近いので30分くらいで行けるのが良いですね。

あとは、愛媛県には良い温泉がたくさんあるので、さくらの湯などいろんなところに行っています。松山市の温泉も車で巡っています。

 

-暮らしていて不便なことはありますか?

東京に住んでいたので、やはり車がないとどこにも行けないのは不便ですね。松山の中心街に飲みに出たりするのも、終電が早いので気軽に行けません(笑)

 

-最近、引っ越しされたそうですね。

今までは賃貸で住んでいたので、もし仮に引っ越すとなっても売ることができるような、比較的新しい中古物件があればいいなと思っていました。小学生の子どもがいるので、校区が変わらない地域で以前から探していて、築10年くらいのちょうどいい物件が見つかったので購入を決めました。

探していれば、東温市内でいい中古物件は出てくると思います。

 

-新居は同じ東温市内ですが、変わったことはありますか?

今までは集合住宅だったのでそんなに気にしていなかったのですが、新しい地区では合併浄化槽という組で維持している浄化槽を使っているので、すごく気を遣って水を流すようになりましたね。ゴミの分別については、東温市は厳しいので相変わらず気を付けています(笑)

 

地域おこし協力隊の活動について

改めて見つけた東温市にしかない特徴

―現在は、どんな活動をされていますか?

東温市には、皆さんに知られているように自然がたくさんあると思います。それは特徴のひとつですが、地域おこし協力隊として、もっと他の視点で東温市のハード面を見たときに、福祉施設や医療関係、特別支援学校などが多いことに着目しました。

医療や福祉の面で、とても充実した市で、これは他にはない特徴ではないかと思いました。福祉とアートをつなぐ活動には前から興味があったので、障がいを持っている方に対して何かできないか?と考えていました。しかし、調べれば調べるほど、予算面などで難しいことなのだと感じました。

そこで、東温市の市民団体「とうおんアート・ラボ」さんに協力いただき、まず「障がいとは何か?」というところから学ぶシンポジウムを開催しました。「障がい」と一括りに言っても、広い意味だと、目が見えにくくなった、耳が聞こえにくくなったなど、誰でもどこかに障がいを持っています。さらに、目の見えない人が本当に絵を見たいと思っているのか、耳の聞こえない人が音楽を聴きたいと思っているのか、など健常者と言われる僕たちではわからないことがたくさんあります。

そのため、まず障がいについての理解を深めることから始めました。東温市には福祉関係の施設や支援学校が多いので、そういった部分にアプローチした取り組みも(協力隊としての)3年目には手をつけられたらと考えています。

 

次回公演、伊予の国シェイクスピア「間違いの喜劇」について

―最後に、9月の公演について教えてください。

新しく愛媛でシェイクスピア作品を上演する「伊予の国シェイクスピア」をはじめました。舞台芸術はそんなにハードルの高いものではないということを知ってもらいたくて、9月の作品「間違いの喜劇」では、市民の皆さん中心で作ってみようと思いました。

シェイクスピアって悲劇が有名なんですけど、今回は喜劇なんです。シェイクスピアの喜劇がこんなに面白いのかって思えるような作品になっていると思うので、おなかを抱えて笑う方もいらっしゃると思います(笑)

 ほとんど市民の方なので、近所のお父さんやいつも農作業しているおばちゃんが、急にお芝居のなかで中心に出てきます。お知り合いのいる方にはぜひ見に来てほしいですね。

 

公演期間は、9月22日~25日までです!

ご予約・詳細はこちら↓

伊予の国シェイクスピア「間違いの喜劇」予約受付スタート!

 

PROFILE

斉藤かおる

出身:福島県郡山市

年齢:52歳

仕事:東温市地域おこし協力隊(アートヴィレッジ構想推進担当)

(俳優/舞台演出家)

2児の父。桐朋学園大学演劇科(東京)卒業後、劇団シェイクスピアシアターに10年在籍。香川に実家のある妻との結婚を機に、愛媛県東温市にある坊っちゃん劇場に2017年より4年間在籍。20214月より東温市地域おこし協力隊として活動中。

※記事に掲載した内容は投稿日時点の情報です。変更される場合がありますので、ご了承ください。
※令和3年4月よりお問合せ先が東温市産業建設部地域活力創出課地域振興係TEL 089-964-4414に変わりました。

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