東温市上林地区。目の前に広がる美しい自然の景色に魅了され、大阪府から移住してきた合田和彦さん・敏子さんご夫妻。現在は、妻・敏子さんの妹・矢野孝子さんと一緒に、購入したログハウスでカフェ「和の里(なごみのさと)」をオープンし、各地からいらっしゃるお客さまを、おいしい料理でもてなしている。
Q移住の経緯を教えてください
(和彦さん)妻の妹が東温市に住んでいるということもあって、大阪に住んでいた頃から東温市には何度も足を運んでいました。その道中で、ログハウスが売りに出されているのを見つけ、すぐに購入には至らなかったのですがずっとそのログハウスのことが気になっていました。しばらくして知人から「ログハウスの中を見てみないか?」と声をかけてもらい、実際に家の中を見せてもらったら、2階のベランダから見た外の景色にすっかり魅了されてしまい、購入を決意しました。その後は、ケーキ作りが趣味で、カフェをオープンすることが夢だった妻の妹とともに、このログハウスでカフェをオープンすることになりました。
Q実際に移住してみてどうですか?
(和彦さん)移住する前は「田舎は閉鎖的」というイメージがあったので、とても不安でした。でも、この上林地区は本当に優しい人ばかりでスムーズに地域に溶け込むことができました。地域行事が盛んな地域ということもあり、行事への参加が地域に溶け込む大きなきっかけになったと思います。
Q移住して良かったことはありますか?
(和彦さん)自然の中でゆったりとした時間を過ごせるようになったことです。夏場も涼しい風が吹いていて、冷房いらずで生活できます。また家の隣の農地で行っている野菜づくりも楽しいですね。
Q生活面で困ったことはありましたか?
(和彦さん)公共交通機関が十分に整備されていないことに一番困っています。今は自分で車の運転をしているから日常の買い物や通院には困っていないけれど、いずれ車を運転できなくなった時にどうしようかと今から不安です・・・
Qこれから移住を検討している人に何かアドバイスはありますか?
(和彦さん)移住する前には不安がたくさんあると思うけど、地域には優しい人もたくさんいるし、地域行事などを通じて自然と溶け込んでいけると思います。分からないことや不安なことがあれば、どんどん周りの地域の人を頼ってみてください!
次回は購入したログハウスでオープンした「和の里」の営業についてお聞きします!どうぞお楽しみに!