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東温市に親子で楽しめる“迷作”がやってくる!「Q稿、猫のカツカザン事務所」ってどんな作品?【アートヴィレッジとうおん】

こんにちは。
東温市地域おこし協力隊OBのフジオカです。

ぼくが移住してきた2017年に東温市で「アートヴィレッジとうおん構想」がはじまりました。あれから5年以上が経ち、拠点施設の東温アートヴィレッジセンターもすっかり馴染みの場所です。(皆さん知ってますよね・・・?)

東温市に来るまでは、まったくと言っていいほど演劇公演なんて観ることはなかったのですが、今では「おもしろい公演ないかな~?」とよくSNSやホームページをチェックしています。

次作「Q稿、猫のカツカザン事務所」について聞いてみた

今回は、12月17日(土)、18日(日)に上演される作品Q稿、猫のカツカザン事務所」をご紹介します。
猫の絵のチラシが印象的で、どんな内容か気になりますね・・!

上演の経緯や作品についてなど、本作の製作プロデューサーである合同会社 kitaya505代表の北村功治さんにもお話を伺いました。

演劇作品にあまり馴染みのない方でも楽しめる、親子でも一緒に楽しめる作品とのこと。気になっていた方はもちろん、初めての方もお読みいただきぜひご予約を~! 

東温市での上演のきっかけ


- 今回の作品を東温市で上演するに至ったきっかけを教えてください。

 初めまして、北九州市で舞台芸術の企画制作をやっております合同会社kitaya505の北村功治と申します。東温市でアートヴィレッジ構想が立ち上がった時、当時の地域おこし協力隊である高山さんや向井さんが携わるいくつかの公演企画をお手伝いさせていただきつながりを得たのが公演を行うきっかけです。

そういった縁もあり、東温市を拠点に活動している世界劇団の制作も担当しております。東温市や世界劇団さんからのご依頼を受けるだけでなく、いつかは私が企画・プロデュースする公演を東温市で上演したいと思っていました。

- アートヴィレッジとうおんに関わってきて東温市の印象はどうですか?

年を重ねるごとに様々な取り組みを着実に行っているかと思います。地域の作品だけでなく県外の作品の上演、商店街の店舗や神社などを会場としてアートとバザーが融合したような催しや、中山間地域のロケーションを活用したジャンル分けが難しい面白い試みなど「東温」という場所を活かし、ここでしか体験することができない事など行っているなぁ、という印象です。

Q稿、猫のカツカザン事務所」ってどんな作品?


- 今回の作品はどのような作品で、どんな方に観ていただきたいですか?

宮沢賢治の「グスコープドリの伝記」「猫の事務所」の2作をひとつの物語として創作した作品です。地球温暖化を防ぐために猫たちがあれこれ奮闘する……そんな内容で、歌って踊って子供から大人までが楽しめる間口の広い作品かと思います。

- 今回の作品を観ていただく方にメッセージをお願いします。

今回公演する団体の「飛ぶ劇場」は北九州を拠点に活動をしておりますが、実は24年前に初めての県外公演を行ったのが愛媛は松山市です。その時の公演では私は俳優として出演しておりました。今回は裏方での参加ですが24年ぶりの愛媛での公演を感慨深く感じております。どうか皆さま観に来てくださいませ!

北九州の劇団「飛ぶ劇場」について

11月~12月に上演された「飛ぶ劇場」の前回作品の模様

【飛ぶ劇場】

1987 年、北九州の大学演劇OB等で結成。結成当初は公演ごとにキャスト、スタッフが入れ替るユニット色の強い集団であった。93年に現代表の泊篤志が東京からUターンし、作・演出として集団の方向性の舵取りを始める。以降、劇団としての積極的な舞台活動を行う為、固定メンバーによる公演、オーディションによる新人の発掘を行う。95年に泊が正式に劇団代表を引継ぎ、現体制の飛ぶ劇場がスタート。 北九州市を本拠地に積極的にツアーを行い、東京はもとより全国へ出向いている。

【劇団・作品のコンセプト】

私たち飛ぶ劇場は、1987年に旗揚げ以降、北九州市を活動拠点としながら全国津々浦々で公演を行ってきました。そんな劇団の公演活動の柱は大きく2本、「作品を世に問いアーティスト性に挑戦する本公演」と「鑑賞対象を限定しない裾野の広い作品の上演」です。

本作、『Q稿、猫のカツカザン事務所』は 2009 年より北は札幌、南は沖縄で上演を重ねている『Q 稿、銀河鉄道の夜』の“Q 稿シリーズ、第二弾”として後者の鑑賞対象を限定しない裾野の広い、レパートリー作品の創作と上演となります。終息の見えない感染症の影響で、社会情勢も舞台芸術の創作活動も大きく変化しました。そうした中、これからを見据えた、“ひろく、永く、愛される演劇作品”というコンセプトで『Q稿、猫のカツカザン事務所』の製作を行います。コロナ禍でも、コロナ禍以降でも、改稿を重ね時代や我々を見つめなおす作品となることを目指します。

【作品によせて】

宮沢賢治の小説『グスコーブドリの伝記』は、主人公ブドリが火山を人工的に噴火させ、炭酸ガス(二酸化炭素)の排出量を増やし地球を温暖化させて農作物を冷害から救おうと命をかける…という物語です。地球温暖化をストップせねばと叫ばれている現代において、この物語はなかなか成立しにくい状況にあります。火山が噴火すれば地球の気温上昇云々の前にまず、広域に火山灰が降り注ぎ農業は壊滅的な打撃を受け、ライフラインへの打撃で生活もままならなくなると考えられています。しかし、もし賢治が現代まで生き続け、改稿を繰り返し、現代に通じる『グスコーブドリの伝記』を書いたなら…。ブドリは自身の考えや行動と現実の世界情勢との板挟みになって苦しんだのではないか。賢治は大きく方向性の異なる完成稿を目指したのではないか…と想像するのです。 そうした夢想のもと、賢治の別作品『猫の事務所』の要素も盛り込みながら、現代版『グスコーブドリの伝記』ともいえる本作『Q稿、猫のカツカザン事務所』を創作いたします。アフリカンパーカッションのリズムが噴火や大地の鼓動に、時には登場人物たちの胸の高鳴りに聞こえる、賢治のエネルギッシュな一面を感じてもらえる舞台になるのではないかと考えます。

(作・演出 泊篤志)

 ご予約はこちらから

 宮沢賢治といえば、「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」が有名ですね。本作品の原作「グスコーブドリの伝記」も短編でありながら、宮沢賢治の世界観が凝縮される名作。10年ほど前には、アニメーション映画にもされていました。その独特の発想から”迷作”とも呼ばれています。

「グスコーブドリの伝記」も「猫の事務所」も読んだことはなかったので、これを機に読んでみました。演劇ではどんな作品になっているのか楽しみです。
どちらも短編で青空文庫などでも読めるので、一読してから観劇してみるのはいかがでしょうか?

飛ぶ劇場『Q稿、猫のカツカザン事務所』
日時:2022年12月17日(土)19:00 / 12月18日(日)14:00
場所:東温アートヴィレッジセンター  シアターNEST(東温市見奈良1125番地)
ご予約:https://art-village-toon.jp/performance/post-1951/
(※お問い合わせ・詳細はHPをご確認ください。)

※記事に掲載した内容は投稿日時点の情報です。変更される場合がありますので、ご了承ください。
※令和3年4月よりお問合せ先が東温市産業建設部地域活力創出課地域振興係TEL 089-964-4414に変わりました。

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