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大阪から東温市に移住して3年。実際のところ移住してどう生活している?【移住体験記】

どうも〜〜大阪から東温市に移住して約3年。草刈機を持ってるヤツはだいたい友達。東温市地域おこし協力隊OBで今は東温市民のイワハシです。いや〜〜挨拶がバッチし決まりましたね。これさえ決まればこっちのものですからね。

っと前置きが長くなりましたが、今回は大阪から東温市に移住した経緯や実際に暮らしてみての感想などざっくばらんに紹介させて頂きます!


危ないので良い子のみんなは草刈機を振り回したらダメだよ!おじさんとの約束なんだからね!

YOUは何しに東温に

僕が東温市に来たのは2020年の9月頃。その年は例のあのウイルスが流行し始めの年でした。

2020年6月までは普通に大阪でサラリーマンをしていて、その時期に会社を退職する人がバタバタと多かったり、会社の上司とかを見ていて「もし10年このまま働いたとしてこうなるのか〜」っと思うとめっちゃ嫌だな!っと思って気づいたら退職してました。

その当時の僕はもう思いっきり人生を変えるようなことをしたいと思っていて、普通に転職活動をするというより、あまり人がやっていないことをしたいと考えてました。いま思えば若気の至りというのか、気の迷いというのか。

そこで学生時代から地域や街づくりみたいなことに興味があったことや、宿泊の仕事を将来的にやってみたい!と考えながらインターネットをかけずり回って見つけた先が東温市でした。


個人的に好きな東温市の風景は雪化粧になった石鎚山が遠くに見えるところです。

そこから東温市の地域おこし協力隊に応募して、まずはどんな感じか見に来てみませんか?との話になり初めて東温市を訪れ、地域の方に会ったり、東温市がどんな感じかを見学させてもらい、その2か月後には移住するという脅威のフットワークで住み着き、気づけば3年経ってました。

大阪とか都会の方から移住してくると「なんで東温市に?」と200回くらい聞かれるので移住する際は最適な返答を考えておくと良いですよ。(僕は移住した理由を説明しても、あまり納得いく表情をしてもらえたことがないです)

東温市で何をしてきた?今の生業は?

地域おこし協力隊でしていたこと

移住した当初は地域おこし協力隊として活動をしていたので、一定の収入を得ることができていました。地域おこし協力隊は任期が3年間と決まっていて、退任した現在は自分でお金を稼がないと!って状態です。

地域おこし協力隊は東温市の中山間地域と呼ばれる山間部の担当で、井内地区という棚田が広がる日本の原風景のような景色の広がる地域を担当していました。


5月ごろの水の張られた棚田は絶景です!

井内地区は写真の通り棚田があるということはお米作りが盛んで、他にもシキミと言うお供えに使われる植物が作られています。こんな風景なので市内から遠いんでしょ〜っと思われそうですが、10分ほど車で走ると市内の中心地に行けますし、松山市内にも30分あれば行けるアクセスにも恵まれています。

井内地区の地域おこし協力隊としては、宿泊施設の運営から始まり農業振興やPR活動、地域イベントの運営など様々なことをしていました。詳しく説明するとめちゃめちゃ長くなってしまうので、3年間の活動を発表した際の報告会の記事を書いているのでコチラをご覧ください。

今の生業は?

東温市に移住する前からしてみたいと思っていた宿泊施設をすると言う目標が達成できまして、2023年2月末に民泊施設「Miuchi house」をオープンさせました。地域おこし協力隊の任期が3月末までだったのでギリギリ間に合ったという感じです(笑)

↓予約サイトのページはコチラです

東温市に興味があってちょっと行ってみたいな〜とか、田舎暮らしってどんな感じだろうっと興味があれば是非!宿泊者の方には地域のご案内や移住の相談とかもできる限りお答えします。

宿泊業だけではまだ生計は立てられていないので、他にもアルバイトをしたり、知り合いの仕事を手伝ったり、地域おこし協力隊の時から続けている農業をするなど色々な収入源を作って生活しています。いわゆる複業という形ですね。

農業の様子は東温市のYouTubeチャンネル「東温市メディア編集部」にて作業風景がアップされています!僕の唯一の主演作品。他にもちょこちょこ出演しているのでファン必見です!(誰が言うとるねん)

大都市に住まれている方からすると、個人で仕事もしてるなんて〜っと思われるかも知れませんが、地方に住んでいると農家の方や個人でお店をされている方の割合が高く何かと事業を始めるハードルが低いです。

人口が少ないのでお客さんも少ないと思いますが、家賃も安かったり、周りに個人事業主の人も多いので何かやりたい!ってなった時に協力してもらえたり相談に乗ってもらいやすかったり競合する人も少ないので目立ちやすいっていうのがメリットかと思います。

僕がもし大阪で民泊を始めていたら検索されても周りに埋もれて見つけてもらうことが難しかったかもしれませんが、東温市には宿泊できる施設は少なく隣の松山市でも大きなイベントや大型連休があると一瞬で宿は埋まるのである程度のおこぼれを頂戴してるって感じですね 笑 (もっと企業努力しろ)

ぶっちゃけ東温での暮らしはどうなの?

大阪に住む家族からは「そっちは何もないやろ!」とか東温市民の方にも「こっちは遊ぶ場所がないでしょ〜」っと言われますが、僕は特に不自由だとは思ってないです。

確かに都会に比べると飲食店とか買い物をする場所は少ないです。テーマパークもないし、大きなイベントが開催されることも少ないのだろうと思います。ですが、東温市くらいの街には自分で何かする余白があるってところが気に入ってるポイントですね。

例えば僕が今しているように事業を始めることや、農業をするにしても土地は貸してくれる人がいたり、イベントでも自分がお客さんとして行くだけじゃなくてお店側に回って働いたり主催することもできる。

もっと小さいことで言うと、バーベキューするとかって住宅街だと難しいですが、東温市くらいの丁度いい田舎だとちょっと移動すればできます。アウトドアを楽しむとか、自然の風景を見たり撮影したり、スポーツをするみたいなことは都会で生活するよりも近い存在です。


東温市の名所の白猪の滝が凍結したら見に行くことが恒例行事になってます。

平日は働いて休日に街に出かけて買い物をする〜みたいな消費的な過ごし方をするよりは、地域の田植えに参加するとか魚を釣って家で焼くみたいな自分で何か生産するような過ごし方が僕には合っているかなぁと感じてます。

美味しいものを食べるのが好きなので、たまに松山に出かけたり、旅行や帰省で都会に行った時に何日も暴飲暴食をしまくることもあるのですが、今はたまにするくらいの頻度がちょうど良いように思えます。いつも愛媛に帰ってくる頃にはお腹を壊してます。

強いて悪い点を言うならプロ野球が愛媛で見れる機会がすごい少ないので、そこはちょっと我慢しないといけない所ですね〜阪神もオリックスも愛媛には来てくれない!(愛媛県たまにヤクルトは試合をしてくれます)

まとめ

以上が僕の東温市に移住した体験談&自己紹介でした〜東温市民歴はまだ3年ほどなのですが、体感的にもっと長く住んでいるように思えます。それだけ毎日がスペシャルだったのかも知れないですね。

僕みたいに急に移住する!っていうのは、あまり人にはオススメできないのでまずは足を運んでもらえれば嬉しいです。

※記事に掲載した内容は投稿日時点の情報です。変更される場合がありますので、ご了承ください。
※令和3年4月よりお問合せ先が東温市産業建設部地域活力創出課地域振興係TEL 089-964-4414に変わりました。

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