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暮らし体験談

ファミリー単身移住者の体験談

【協力隊インタビュー】空き家担当とアート担当1年目の2人に聞いてみた!

東温市地域おこし協力隊1年目の津田さん、大瀬戸さんに地域おこし協力隊としての活動や東温市での暮らしについてインタビューしてみました!

【津田さん】(東温市地域おこし協力隊空き家担当)

東温市に移住した経緯を教えてください。

地方移住に興味があって、去年の1月に東京で開催された移住交流フェスに参加しました。
そこで東温市を知って、実際に訪れた際、自然に囲まれ、時の流れをゆっくりと感じることができることに魅力を感じ、ここなら心穏やかに生活することができるんじゃないかと思い、移住を決めました。

東温市で1年間暮らしてみてどうですか?

埼玉県から移住してきて、山に囲まれたのどかな雰囲気が心地よく感じました。

想像していたよりも利便性が良く、生活の中身自体はそこまで変わっていないように思います。
埼玉県に住んでいたときと違って、地域の方々との関わりが濃く面白いと感じています。

現在の地域おこし協力隊の活動について教えてください。

東温市地域おこし協力隊の空き家担当として活動しています。

今年度は主に空き家の全戸調査や空き家の整備、所有者の方々との相談を行いました。
空き家の全戸調査は完了し、これから市役所と連携しながらそれぞれの空き家に個別のご案内を行っていく準備をしています。

自分の活動が市民の方々に喜んでもらえていること、市民のみなさんのお役に立てていることを実感でき、充実した1年間でした。
また、様々な仕事や人との関わりを通して、社会人としての基礎を身につけられた1年間だったと思います。

来年度の目標について教えてください。

空き家バンクの登録者数を増やすことが目標です。
市民のみなさんに空き家問題を自分事として捉えていただけるように、発信を頑張りたいです。

【空き家バンクとは?】

空き家の売却、賃貸等を希望する方から空き家の情報を提供していただき、空き家バンクへ登録した情報を、市ホームページ等に掲載することにより、東温市への移住・定住を促進し、空き家の有効活用を図るもので、「物件所有者」と「利用希望者」とのニーズのマッチングをするものです。

(東温市HPより抜粋)

 

東温市でおすすめの場所はありますか?

グリーンタウンの丘から見下ろす景色がお気に入りです。
東温市のまちが一望できます。

グリーンタウンから見える景色

【大瀬戸さん】(東温市地域おこし協力隊アート担当)

東温市に移住した経緯を教えてください。

学生時代から演劇に関わってきて、「演劇に関わりながら仕事がしたい」という思いがありました。
東温市には地域おこし協力隊のアート担当があることを知り、自分がこれまで培ってきたものを活かして演劇と地域をつなぎたいと考え、東温市に移住しました。

舞台芸術と福祉や教育など、別分野を交差させるような事業にも興味があり、ここでならそのようなことを実践できるのではないかと思ったのも大きな理由です。
もともと松山市の小劇場とのつながりもあり、東温市への移住を後押ししてくれました。

東温市で1年間暮らしてみてどうですか?

賑やかすぎず、かといって不便さを感じることもなく、自分に合っていると思います。
東温市内でも人通りが多くて賑やかな場所から自然豊かな場所まで様々あるので、自分にとって暮らしやすい場所を選べるのも東温市の良いところだと思いました。

また、東温市は演劇文化がまちに浸透していて驚きました。
演劇をやりたいと思う人が作品の上演をしたりワークショップをしたりできる場所があることは、貴重なことだと思います。

現在の地域おこし協力隊の活動について教えてください。

東温アートヴィレッジセンターの受付をしたり、とうおんアートヴィレッジフェスティバルでの作品に出演したり、スタッフとして関わったりしました。

2024年度のとうおんアートヴィレッジフェスティバルでは、以下の7つの企画にスタッフや出演で関わらせていただきました。

○親子で楽しむ演劇『にせ桃太郎』出演

○「とうおん演劇カフェ〜アート企画写真・チラシ展〜」 トーク出演

○イワントモリ第二回公演 『明日のハナコ』 舞台監督

○ダンス!DANCE!だんす!第4弾『サロメ〜ピュアな心の乙女〜』舞台美術

○東温でつくる音楽劇『オリビアを聴きながら』舞台監督/舞台美術

○東温市民ミュージカル『人と川と祈りと ~重信川伝説』舞台監督助手

○伊予の国シェイクスピア第3弾『から騒ぎ』出演

 

東温でつくる音楽劇『オリビアを聴きながら』舞台写真(川内公民館 大ホール)

 

今年度地域おこし協力隊として活動して、やりたいことを自由度高くできたのがとてもありがたかったです。
まだまだやりたいことがたくさんあり、今年度の活動や今年度やりきれなかったことを来年度に繋げていきたいです。

現在はアートヴィレッジセンターを東温市の舞台芸術等の創造活動の拠点として、どのように活用できるか考えているところです。

県外の小劇場へ行き、どのように使われているか、地域とどのように繋がっているかを視察しました。
そこで得た情報や感じたこと、考えたことを東温市のまちづくりに活かしていきたいです。

3月には、東温アートヴィレッジセンターのシアターNEST、アトリエNEST、リハーサルホールNESTやよしいのこども館で「TOONワークショップ・アソート・プログラム」を開催しました。
他の協力隊メンバーと一緒に企画したイベントで、初心者から経験者まで舞台芸術のワークショップを楽しめる内容です。

また、3月30日には私が主宰する舞台芸術カンパニー「片隅企画」の実験公演『地下生活者のしゅき♡』を東温アートヴィレッジセンター シアターNESTで行います。
ロシアの作家ドストエフスキーの小説を演劇化します。移住して初の作品制作です。
恵まれた環境で作品づくりに取り組むことができることを嬉しく思っています。

来年度の目標について教えてください。

今年度の活動を基盤にして、引き続き「アート・ヴィレッジとうおん構想」推進のため、自分にできることを行っていきたいです。

表現の方法には人それぞれ、色々な方法があると考えています。
演劇のワークショップやレクチャーの場で、色々な人と出会い、みなさんが多様な表現方法に触れられる場をつくりたいという思いがあります。

演劇と関われる場づくり、舞台作品への出演やスタッフなど、今年度の活動を発展させていくとともに、今年度やりきれなかったことを来年度実施できたらと思います。

東温市でおすすめの場所はありますか?

河之内の「雨瀧ほたるの里」がおすすめです。
初めて行ったとき、あれほどたくさんの蛍を見たことはこれまで無かったので感動しました。

東温市公式note「6月に絶対みたい蛍の風景!河之内地区の「雨瀧ほたるの里」を予習してきました。」

まとめ

それぞれの経験や身につけたスキルを活かして地域おこし協力隊の活動に1年間取り組んできたお2人。
お2人とも、東温市の自然の豊かさと、それでいて不便さも感じない環境に住みやすさを感じているようです。アートが身近にあるところも魅力です。

1年目を終えたお2人が、来年度も東温市の良さを活かしてさらなる活躍をされることを期待しています。

PROFILE

大瀬戸 正宗・津田 真翔

2024年4月より東温市地域おこし協力隊として着任。
それぞれ、アートヴィレッジ推進・空き家担当として活動している。
(写真左:大瀬戸さん、右:津田さん)

※記事に掲載した内容は投稿日時点の情報です。変更される場合がありますので、ご了承ください。
※令和3年4月よりお問合せ先が東温市産業建設部地域活力創出課地域振興係TEL 089-964-4414に変わりました。

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