芸術と自然に触れて、自分らしくのびのび暮らす【移住体験談】
こんにちは!
2019年の夏に東温市に移住して、もうすぐ東温市民歴4年になります。
芝 美季です。
今回は東温市に移住した経緯や東温市に住んで思うことなど、自己紹介も兼ねて書いていきたいと思います。
よろしくお願いします!
なぜ東温市に移住したか?
●東温市に住むまで
出身は愛媛県南予の小さな町です。高校3年生までそこで暮らし、大学進学と同時に茨城県へ。大学卒業後も3年間茨城で働き、2019年の夏に東温市へ移住しました。
●移住した理由
実家のある愛媛に帰ることを決意して、愛媛での仕事を探していたときに、やってみたかった仕事の求人が東温市にあったのがきっかけです。
愛媛に住むことは決めていたのですがどのまちに住むかはとくにこだわりがなかったので、東温市に住むことになったのはそこまで深い理由はなく、偶然に近いです。
●どうして住み続けているか
実は最初は、東温市に住むのは1年くらいで松山あたりに仕事を見つけて引っ越そうと思っていました。
東温市に住むきっかけとなった仕事も、採用前に「1年くらい」と期限を伝えていました。
すぐ出るし身軽でいたい、と家具も最小限で閑散とした部屋で生活していたり…
しかし気づけばもうすぐ4年。東温市内にアトリエをかまえ、(あとで触れますが仕事のあとや休みの日などに油絵を描いています。)重信川沿いを散歩し、シアターNESTで観劇をし、横河原ぷらっとHOMEに入り浸って作業や読書をし…東温市での生活をすっかり満喫してしまっています。
ちなみに仕事は松山市で見つけて、毎日松山まで片道40分ほどかけて車で通勤しています。
通勤時間がかかるのが少しだけネックですが、今のところ東温市に住み続けたいなと思っています。
私が東温市にいつの間にか3年以上住んで、このまま住み続けたいなと思っている理由はこちら。
芸術に気軽に触れられる
先にも少し書いたように、私は昔から絵を描くのが好きで、大学でも美術を専攻して今も東温市内のアトリエで油絵を描いて個展をしたり公募に出したりしています。
正直、茨城から地元の愛媛に帰ると決めたとき、芸術に触れる機会はぐっと減るだろうなと思っていました。でもある日、クールス・モールで「とうおんアートヴィレッジフェスティバル」のポスターを見かけて、とても嬉しかったのを覚えています。
(※「とうおんアートヴィレッジフェスティバル」今年も楽しみです。)
「舞台芸術の聖地」を目指して、演劇や音楽などを中心としたイベントが東温市では盛んに行われています。美術と演劇、音楽のコラボや、東温市近辺からアーティストを招いた「とうおんアートストリート」(2020.11)、東温市美術公募展(2022.2)など美術のイベントも開催され、幅広い芸術がまちを元気にしています。
東温市に移住してから、美術のイベントはもちろん参加し、舞台芸術の作品も何度も観に行きました。
これまでほぼ全くと言っていいほど舞台芸術に触れたことがなかったのですが、東温市に移住してから初めて、劇場で演劇を観ることのおもしろさを知ることができました。
今では松山の小劇場にも足を運んで演劇を観に行ったり、映像で演劇を観たりもしています。好きな劇団があり、DVDで何度も繰り返し観ている作品もあります。でもやっぱり演劇は生で観るのが1番なので、劇場に通いたいと思います。
散歩が楽しい
私はどこに住んでもまず最初に必ず散歩コースを見つけるのですが、東温市は自然が豊かで散歩が楽しいです。私が東温市に住み続ける理由のひとつになっています。地味ですが結構重要です(笑)
お気に入りは、横河原周辺の重信川沿い。春になると桜がきれいなだけでなく、夏も、秋も景色が楽しめます。冬は他のところと同じように彩りは少ないですが、身体を動かすとあたたまるので冬も散歩します。
(※よく行く川沿いの散歩道)
ドッグランができてからは犬を連れた人とすれ違うことが多いです。また、よく自転車で颯爽と走り去って行く人を見かけます。
気持ち良さそう。1人自然の中を歩いていると、心が落ち着き、小さな悩みもだんだんと消えていきます。
(※夜の川沿いから見た風景)
(※見奈良の菜の花畑、コスモス畑は毎年にぎわっています。私も毎年お散歩しに行きます。遠くに見える建物は坊っちゃん劇場)
なんだかんだ、職場から離れている方が落ち着く
「通勤時間がネック」と先に書きましたが、職場から離れている方がなんとなく身軽に動けていいような気も最近しています。
教育関係の仕事をしているので、職場でたくさんの人たちに関わっており、職場で「昨日〇〇に居ましたね」と声をかけられるのもなんとなく恥ずかしいなと思ったり…
仕事以外の時間は東温市で身軽に、自由に生活しています。
川沿いを散歩することも、古本のお店でコーヒーやお酒を飲みながら本を読みふけることも、1人でふらっと好きな定食屋に入ることも、職場のある松山ではちょっとだけ周囲に気をつかってのびのびとできないかもしれません。
東温市に住んで思うこと
ここまで書いたように、東温市は私にとって、芸術に気軽に触れられる、自由にのびのびと生活できる、心落ち着く居場所になっています。
最後に、東温市に4年ほど住んで感じていることを書きたいと思います。
良いところ、好きなところはたくさん書いたので、こうなったらいいのになぁと思うところを少しだけ。
●画材屋さんが少ない
かなり個人的なことですが、画材屋さんが近くにないのは私にとっては少しつらいです…
インターネットでも買えるのですが、画材はやっぱり店で買いたい。絵の具を端から端までよく見て、使うかどうかわからないけどときめいた色をなんとなく買いたいです。いつか東温市に画材屋さんができますように!
●プラスチックごみがたまる
東温市では、2週間に1度、日曜日にごみ収集所にプラスチックごみなどを持って行くことになっています。たまたまその日に予定が入っていて出しに行けず、2週間後には絶対に持っていかなきゃと思っていたのに待ちに待った回収日の夜にそのことを思い出して時すでに遅し・・・ということがこれまでに何度もありました。部屋にプラスチックごみが2袋たまっていることもしばしば。
東温市に住んで困っていること他にないかな?とさがしてみましたが、だいたいこの2点くらいでした。
とはいえ、職場が松山市なので画材屋さんは仕事の行き帰りに行けることもあるし、プラスチックごみがたまりすぎたらリサイクルセンターに直接搬入できるし、そこまで深刻に困っているというわけでもありません。
まとめ
ここまで、自己紹介や東温市での生活についての体験談を書きました。
18歳で実家を出て、就職して帰ってきて、たまたま移住した東温市。
こうして書いてみるとあらためて、もうすっかり東温市民だなぁ、と感じさせられます。
芸術に触れて、自然に触れて、これからも日々自由に楽しく暮らしていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします!
※記事に掲載した内容は投稿日時点の情報です。変更される場合がありますので、ご了承ください。
※令和3年4月よりお問合せ先が東温市産業建設部地域活力創出課地域振興係TEL 089-964-4414に変わりました。