ここまでやる!?東温市の学校給食を児童に『伝える』仕組みとは?
こんにちは。東温市(とうおんし)移住交流担当です。
以前、東温市の学校給食の美味しさに迫る記事を2つ書きましたが、
<愛媛県東温市の学校給食が県内1位?その実態についてレポート始めます!>
<食料自給率県内1位!東温市の学校給食に秘められた情熱を、生徒はどう感じているのか?>
さらに「ふれあい給食」が行われているという情報を聞きつけ取材に行ってきました。
※池川さんは本日お父様が来られる予定でしたが、ご用事のため一緒に農家を営まれている息子さんが代理で出席いただいています。
今回ふれあい給食が行われたのは、市立北吉井小学校の5年松組・竹組の2クラス。
ふれあい給食は、食材生産者を始め、様々な人の活動により給食が成り立っていることへの理解を深め、自然の恩恵に感謝する心を育てるという目的から、毎年行われている行事です。
給食を食べながら質問タイム。
「なんで農家になったんですか?」
「野菜を作るときに気を付けていることはなんですか?」
「給食を作るとき、気を付けていることはなんですか?」
自己紹介タイムでは、大きな声で好きな食べ物を教えてくれる子も。普段聞くことのない給食センターの方や農家さんのお話に興味深々で、こどもたちは目を輝かせます。
おしゃべりを楽しみながらも、みんな給食を残さず完食!全員そろって時間内に食べ終えました。
「今日指につけている絆創膏の色が、ポイントです。この絆創膏、青いですよね。みんなが食べる給食には、青色の食材がないので、誤って絆創膏が食品に入ってしまった時に、青色だとすぐに分かります。こんな風にさまざまな面で、安全に気を付けています。」
普段の生活では分からない細かなところも教えてくれました。
児童の皆さんがプレゼントしたお手紙を見ながら、今回の取組の感想を伺いました。
給食センター職員さん:「食べるのが早くて驚きました。あれだけ早く食べてくれるのは嬉しいですね。」
農家さん:「畑についてもたくさん質問がとんできて、びっくりしました。興味があるんですねー!」
※5年生はちょうど日本の農業について学んでいて、いまは新潟の米作りについて学習しているそうです。
児童の皆さんの勉強だけではなく、生産者の方や職員側もやる気が高まる効果があるようです。
まとめ
今回取材したような取組で、東温市の美味しい学校給食が出来上がっており、児童の皆さんも、誰が作ってくれているのか?という大事な視点を大切にして、給食を食べていることが分かりました。
学校給食に関わる多くの方の想いを、食べる人にしっかり「伝える」素晴らしい取組ではないでしょうか。
ごちそうさまでした!
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※令和3年4月よりお問合せ先が東温市産業建設部地域活力創出課地域振興係TEL 089-964-4414に変わりました。