【愛媛県・東温市】初心者でも登りやすい!?移住コンシェルジュが行ってみた~皿ヶ嶺登山編~
みなさんこんにちは!
今年で4年目になる東温市(とうおんし)移住コンシェルジュです。
今回は、皿ヶ嶺(さらがみね)登山レポをお届けします~!
移住コンシェルジュとして働き始め、東温市を知るためにいろんなところに足を運んできましたが、
そういえば!山登りはしていないな~と思い立ち、先日、母親と行ってきました🏔
皿ヶ嶺って?
標高約1200m、東温市と久万高原町(くまこうげんちょう)に跨る皿ヶ嶺連峰県立自然公園を擁する山。
フラットな稜線が特徴で、複数の登山コースがあり初心者でもOK!登山道にはさまざまな種類の草花が根を張り、季節ごとに楽しめるスポット。
初心者でも登りやすい風穴コースにチャレンジ!
今回の山登りでは、東温市観光物産協会が発行している【東温アルプスガイド】を参考にルート決めを行いました。
皿ヶ嶺初挑戦の私がチャレンジしたのは【1.風穴コース(風穴~竜神平~皿ヶ嶺山頂)】です。
こちらは、スタート地点から山頂まで往復約2時間半のコースで、スタート地点までも車で簡単に上がれるということで選びました。
5月上旬天候は曇り。気温は肌寒いくらい。
出発地点の上林森林公園駐車場には、愛媛ナンバー以外の車も多数停まっていて、人気の山なんだな~と改めて感じました。
上林森林公園には、水洗トイレも整備されています。
駐車場から登山道の入り口である風穴までは、5分かからないくらいです。
風穴から皿ヶ嶺山頂に向かって山登りスタート
風穴の近くに皿ヶ嶺登山入口の案内板があるので、迷わず行けます。
登り始めしばらくは、階段道が続きます。
この日は、前日の夜に雨が降った影響もあり土はぬかるんで若干滑りやすくなっていました。
階段道が終わると、ごつごつした石が転がる道になります。
私は山登り用ステッキ無しで登りましたが、年配の方などはステッキがあると足への負担が軽減されるので持って行っても良いかもしれません。
皿ヶ嶺登山入口から20分くらい歩くと、分かれ道が出てきます。
ひとつは、竜神平を経由して皿ヶ嶺へ向かうコース、もう一つは十字峠を経由するコースの2択です。
私は、アルプスガイド通り竜神平を経由する道を進みます。
途中、木が開けて市街地が見える場所がありました。倒木したであろう木と景色を撮った一枚です。
景色はきれいだったのですが、この辺りは、若干湿度が高く感じたことと、小さな虫が飛んでいてちょっとテンションが下がりました。
分かれ道から、25分くらい歩くとクマザサが生い茂る道に入ります。
この辺りになると、体感温度がぐっと下がったように感じ、虫の気配も一気に消えて心地よく歩けました。
竜神平に到着!
スタートして約50分ほどで、竜神平に到着!
「竜神平」とは標高約1150m地点に広がるなだらかな湿原です。
昔は、ミズゴケが豊富だったそうですが、乾燥が進みススキやササが多くなったそう。
この日は霧がかっていたので、晴れた日の竜神平の写真を見ていた私としては感動が少なめでしたが、それでもこんな場所にこんなに広い空間が広がっているだという驚きがあり、天気の良い日にリベンジしたいな~!と思わされました。
ここには、机付きのベンチもあるのでランチやおやつ休憩にも利用しやすいです。
竜神平をあとにして、山頂を目指します。
山頂までの道のりは、木の根でできた道を登ったりと個人的には結構ハード。
道幅も狭いので、ほかの登山客とすれ違う時が少し大変でした。
ついに山頂に到着~!
竜神平を出て、約20分ほどで皿ヶ嶺山頂に到着!
天候的な問題や、木々が生い茂っていたので絶景は見られませんでしたが、登り切った達成感は味わえます。
山頂では、登山前にBakery Beans(東温市則之内乙2618-1)で購入したパンを美味しくいただきました🍞
ただ、食べているとだんだんと寒くなってきたので、横でカップラーメンを食べている人が羨ましかったです。笑
お昼ご飯を食べて下山開始。
山頂から十字峠を経由して竜神平に戻り、そこから行きと同じルートです。
午後からはさらに天候が悪くなる予報だったので、速足で下山です。
霧の動きが活発で視界が真っ白になることもあり少し焦りましたが一瞬の出来事でした。
初心者でもチャレンジしやすい皿ヶ嶺
山登りは小学生ぶり(16年振りくらい)でしたが、比較的登りやすいなという印象を受けました。
ところどころ、滑りやすい場所やハードに感じるところもありましたが、今回利用したアルプスガイドや案内板に沿って登れば問題ないかと思います。
皿ヶ嶺は秋になると紅葉も楽しめるスポットですので、春夏秋とシーズンごとに登ってみるのもおすすめです。
5年前に当時の移住担当者が秋頃に登頂した記事もあるので、のぞいてみてくださいね。
私も次回は秋ごろに挑戦してみようと思います◎
(おまけ①)皿ヶ嶺登山では、季節の植物を楽しめる
東温アルプスガイドでは皿ヶ嶺で見ることができる植物を紹介しているので、この植物は何かな~とガイドと照らし合わせることもできます。
これは「イチリンソウ」です。
山頂までに何種類の植物を見つけられるかチャレンジしながら登ってみるのも楽しいですね。
(おまけ②)お菓子を担いで登る「てくてくさん」に遭遇
この日、山頂で「てくてくさん」に遭遇しました。
「てくてくさん」とは、四国の山を中心に登りながらお菓子を販売している人で、月に6回くらい四国のいろいろな山に登っているそう。
1年のうち同じ山に登るのは1回くらいで、皿ヶ嶺も約1年ぶりと話されていました。
そんなタイミングで会えてラッキーだったのでクッキーやパウンドケーキを購入。
登山後自宅で美味しくいただき、私の皿ヶ嶺初挑戦は無事終了しました。
※記事に掲載した内容は投稿日時点の情報です。変更される場合がありますので、ご了承ください。
※令和3年4月よりお問合せ先が東温市産業建設部地域活力創出課地域振興係TEL 089-964-4414に変わりました。